債務整理は民事再生からスタート

民事再生は中小企業に適した債務整理の手続き

民事再生は主に法人が行う債務整理の方法です。個人でも利用する事はできますが、もともと法人のための制度ですので個人での利用には適さないことが多くなっています。再生という言葉がつくことからも分かるように、業績が悪化して倒産寸前になった法人が会社を立て直すことを目的に利用します。具体的には債務の一部を免除してもらう、売掛金の返済期日を延ばしてもらう、金利を低くしてもらう、などです。その上経営陣が退陣する必要もなく、会社を身軽にして再出発するのに適した方法です。但し裁判所が入る手続きですので裁判所に任命された監督委員の監督のもとで、しっかりとした再建計画を立て、計画に則って事業を継承させていかなければなりません。主に中小企業や零細企業に適しています。

会社を再建させる手続きにはもうひとつ、会社更正法というものがあります。こちらは民事再生とは異なり、経営陣の刷新が必要です。大企業に適した債務整理の方法で、株式会社しか利用することはできません。個人事業主や有限会社はどちらにしても民事再生を選ぶことになります。私が以前働いていたゴルフ場は民事再生を行いました。ゴルフ会員権を持っている債権者の理解を得るのが難しかったため、民事再生ではあるものの経営陣は退きました。会社更生法を利用しなかったのは、多額の予納金を準備することができなかったからです。現在は外資系のゴルフ場開発会社が所有していますが、以前と変わりなくゴルフ場として営業をしています。
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